麺(めん)の歴史は古く、先日中国で4000年以上前の麺と思われる最古の麺が発見されたとの記事がありました。
日本には奈良時代に伝わり、現在のような食べ物となったのは室町から江戸時代にかけて変化してきたのではと言われています。
原料は小麦粉で、現在でもそうめんの有名な産地は昔小麦の栽培が盛んにされた土地と同じです。
例えば讃岐の小豆島、富山の大門、三重の大矢知、奈良の吉野など各地の名産品になっています。
そうめんはうどんと違い、細く長くするために、製造過程で油を塗り、乾燥後、一定期間油抜きされてから出荷されます。
やはり機械で大量生産されたそうめんよりは、手間と時間をかけ、手延べで、天日で乾燥された‘そうめん’は味、腰の強さなど違いがあります。
今では半生の‘そうめん’もあり、夏の暑い時のみならず、暖めて「にゅうめん」としても一年中食べられています。
熊野屋では原料にこだわり、手延べで天日干しのそうめんを販売しておりますので、一度お召し上がり下さい。
|