菓子の歴史は人類の文化の発達の歴史でもあるといわれています。
世界各地でその土地の菓子の原料が違い、文化の発達、他の地域との交流から様々な菓子が今でも食べられています。
菓子(その壱)としてお茶うけに身近な煎餅(せんべい)と霰(あられ)のお話です。
煎餅(せんべい)中国より伝わったと言われる煎餅は今日本で食べられている形とは異なっていたようです。関東地方では煎餅は原料に米を使用した、塩、醤油などの味つけの菓子を指し、関西地方では原料に小麦を使用した砂糖味の菓子を煎餅と呼びます。
歴史からいえば関西の煎餅が本来の煎餅でもあり、関東で呼ぶ煎餅は関西のあられと言えるものです。
しかし今では呼び方も混在し、あまりそれを気にする人もありません。
霰(あれれ)は原料がお米の菓子であり、製品表示では米菓と表示されます。
お米の種類の糯米を使用したものを霰、うるち米を使用したものを煎餅と呼んでもいます。
霰はおかきとも呼び、餅から発達した菓子です。関東の草加せんべいはうるち米を加工して平たく、固い霰(おかき)の一種です。
糯米を加工した霰(あられ)は形は色々ありますが、糯米(もちこめ)のうまさが大切なお菓子とも言えます。
熊野屋の煎餅は国産無農薬の小麦を100%使用し、一枚一枚手で焼き上げた本来の小麦の味の判る煎餅です。
熊野屋の霰は地元岐阜の高山糯【もち米100%】の原料が餅から出来ていることが判る、お米のうまさの霰です。勿論味付けの材料は本物のたまり、みりん、だしを使用し、添加物、着色、アミノ酸等は使用していません。
身近な菓子の代表ですが、熊野屋特製の本物の煎餅、霰を味わってみてはいかがでしょうか・・・・・・・
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